2007年9月1日土曜日

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』を観て

 ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:序(EVANGELION:1.0 YOU ARE (NOT) ALONE)を観てきた。


 目覚ましを8時にあわせて起床したが、何だかんだで劇場に着いたのは11時過ぎだった。受付に問い合わせると、12時の回は満席で午後2時からしか観ら れないと云う。2時の回をお願いしますと云い、受け取ったチケットは『発見番号:60』。第一回の前売りを並んで、いの一番でチケットを手に入れたの に…。とりあえずグッズを購入。

 時間を潰して、漸く映画館鑑賞。場所は前から3列目の右から3番目。正面ではなかったが、スクリーンが大画面なので不満はなかった。

 劇中で印象的だったのは、
 ・初号機の胴が細くてよかった。TV版初期の寸胴は嫌いだったので、新劇場版用に全て描き直されていて満足。
 ・最大の関心事、「いかにしてシンジをエヴァに乗せるか?」は、旧作そのままでがっかり。あれではやはり無理がある。
 ・ベスト3に入る好きな使徒の一つ『サキエル』は良くも悪くも旧作と変わりがなかった。少々残念。サキエル殲滅後、『血の雨』の意味がわかる。
 ・『シャムシェル』は一部デザインが変わり気持ち悪くて良かった。シンジの鬼気迫る(無謀な?)戦いがよかった。
 ・『ラミエル』は今回の目玉だったかもしれない。形状が色々変わって面白く美しかった。『サキエル』『シャムシェル』が前座というか、『ラミエル』戦を温めるためだったと思えるほどの存在感。『ヤシマ作戦』は俊逸。『序』の取りに相応しい。
 ・『卵焼き』と前評判で揶揄された零号機と新デザインの盾『エヴァンゲリオン専用単独防御兵装 ENCHANTED SHIELD OF VIRTUE』はヤシマ作戦でそれほど目立たない。結局、『ESV』は何のための新名称と新デザインだったのか…?
 ・シンジ愛用の携帯プレーヤーは相変わらず『SDAT』だった。iPod風になると思ったのだが。
 ・ショックだったのは『リリス』のマスクのデザインが変わったこと。シンプルで、目が不気味になって良かった。
 ・「あれ、カヲルは?」と思っていたら、ラストにほんのちょっとだけ出てきた。
 ・使徒は残り8体で、『破』では『四号機(すぐロスト?)』、『伍号機』、『六号機』、そして新しいパイロット(眼鏡っ娘。ファンが増えそう)が出るようだ。勿論、弐号機、参号機も。

 次作『破』が非常に楽しみになってきた。しかし、本当に三部作に収まるのだろうか?無理な気がするし、それでは寂しくも思う。カットされる使徒はいるのだろうか。新使徒は…?そして新登場のエヴァのデザインがとても楽しみ。